2007年 06月 04日
例えばこのような店構えを見ると、その時点での己の胃袋内食物占有率とは関係なく、入らずにはおれない「喰いだおれブラザース(略:喰いブラ)」(実はこの日も、既に素晴らしい宴が一つ済んでいた。出席者各位に改めて心より御礼申し上げます)。風雪に耐えてきた年月を感じさせ、一見やや怪しげにも見える店の方がむしろそそられるもの。その相も変らぬ探究心の甲斐あって、今回も素晴らしい食との出会いがあったのでした。 ************************************************************************ まずは偶然通りかかった「たこちゃん」のたこ焼き。あなご焼きとか ほたて焼き、えび焼きという聞き慣れないメニューにも好奇心がかきたてられる。今回頂けたのはたこ焼きとえび焼きだったが、ご店主のこだわりだという、かくし味のイカ粉の風味が利いたクリーミーでアツアツの逸品だった。写真ではこの味は伝わらないが、それでも、そのふっくら感はお判りいただけるでしょうか。 ************************************************************************ 舌鼓を打つ喰いブラ。熱いたこ焼きを頬張り、なぜか思わずギターを弾くサトル。「こ、こへは、あふ、あふいけえど、ふ、ふまい!もほ、やべられへん・・う、んがんん」(TV「サザエさん」のかつてのエンディングの状態) ************************************************************************ ご店主のおっちゃんがまたとても気さくでいい方。この味とおっちゃんの良さで、この日の最後に再び寄ってしまった。値段も良心的。 (注:但し、この街にも残念ながら質の低いたこ焼き屋もあるので要注意!たこちゃんに感激し、別の店にも期待した喰いブラだったが、一見繁盛している様子の某店には見事にダマされ、己共の甘さを痛感。が、何事も勉強である、という前向きな解釈で、飽くなき探求は継続される。) ************************************************************************ お好み焼「るんるん」にて(上記「たこちゃん」からのハシゴである)。「チャンジャ巻き」という韓国海苔にくるまれた温かいのり巻きご飯を食しているところ。お好み焼店では珍しい韓国系メニューだが、美味。チャンジャは今まで食べた中で最高。 その韓国海苔よりテカるサトるのおグシ。食べ物・店構えと相まってアジア系レトロといった風情。 ************************************************************************ 「るんるん焼き」をコテでいく。実にウマい。焼き方が大阪風とも広島風ともちょっと違う。姫路の流儀というのがあるのでしょうか? このあたりから、酒も入っていないのにどうしたわけかハイ状態となってきたレトロさとる「姫路の粉モンもごっつうウマいでんな~。もぉちろん、まだまだイケまっせ~。ところで、わて、今日タクシーで運ちゃんにアメちゃんもらいましてん。それも沖縄黒糖でっせ。いやぁ楽しい、実に楽しい。気分はるんる~ん!でんな~、ギャッハッハ~」(この食ハイ状態は結局旅の最後まで続く。) そしてこの「るんるん」の後、二転三転し、結局再び「たこちゃん」へと向う。 ************************************************************************ 翌日ライヴ終了後、数人で入った某店。あまりのうまさに感涙のKoJi。ここも、何もかもウマい店だったが(お通しに出された、粗塩のかかった枝豆からして優れ物。これをレトロは目の前に置かれた皿からまたたく間に3人分以上平らげる。「遠慮」?虚しい言葉である)、個人的ベストはホルモンうどん、お好み焼きのスジねぎ(醤油味)。 ただ一つだけ惜しまれるのが、途中から仕事に入ってこられたこの店の女性(奥方?)の愛想の悪さ。「こんな日曜の夜にかりださせるんじゃないわよ!」とでも言いたい気分だったか?まぁ、こちらが「うまい、うまい」と連発しているうちに多少は表情も和らいできたようではあったけれども。ご主人の作る食べ物がどれも素晴らしいだけに残念。これだけは何とかしてくれぃっ!(この方、元々のお顔そのものは悪くないから、余計に勿体ないのです。) しかしながら、それでも是非また行きたいと思う店です(この味をもってすれば愛想など問題にはならないということか??)。 ************************************************************************ [特別編]最後に、同じその店にご参加された某姫路喜婦人。ここではとろけるような表情をされているが、全く笑いの ************************************************************************ というわけで、今回も素晴らしい食と出会えたことを、心より嬉しく有難く思っております。感謝☆ ************************************************************************ [おまけ]姫路の翌日にもう、中山道木曽路・馬籠宿の「恵盛庵(けいせいあん)」へ一人で蕎麦を食いに走っていたレトロ。これは、勝ち誇ったようにその現地よりライヴ送信されてきたもりそば画像だが、確かにかなりうまい蕎麦と見受けられる。それにしても、あなどれず、レトロさとる。 ************************************************************************
by Blues_n_Boogie
| 2007-06-04 20:41
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